「あわよくば」という低い期待への投資をしない
「あわよくばこうなって欲しい」という、実現の可能性が低い物事に対して、時間やコストをかけることを止める。「あわよくば」は起こる確率は低いので、無駄な期待への無駄な貯蓄で身にならない。その瞬間は「こうしとけば良かった!」という後悔が残るけど、長い目で見た時に大した損にはならない。長期的に見ると投資対効果が低いので、やめた方が賢い選択と言える。
絶対に逃したくない勝負に、全エネルギーを消費した方が断然良い。その機会が来た時に全力で勝負すれば良いし、それが実力というものだ。リスクヘッジは実力の無さの裏返し。実力を磨くという未来への投資をした方が身のためだ。
何かを犠牲にするから何を得られる
全ての活動において当てはまる、すごく当たり前の原理なんだけど、人はこれをなかなか忘れがち。何かを得たいときや、人に何かを伝えたい時に用いると良いのでメモ。
美味しい食べ物を得るには、外食の場合はお金、自炊の場合は時間や考えるエネルギー消費が犠牲となる。
仕事で給料を得るには、たくさんの時間やエネルギーやその他のものを犠牲にする。もっと給料が欲しいとなれば、今まで以上のものを犠牲にしないといけない。犠牲が大きければ大きいほど、得られるものは大きいはず。
そして何より大事なのは「得ること」ではなく「犠牲にすること」が起点になるということで、この謙虚さがこの人の人格を形成する。
人間とはエゴの塊なので、忘れないようにしたい。
個ではなく社会に目を向ける
情報の捉え方を変えるだけで視界が変わる。全ての課題はどこにどう向き合うかで変わる。
・どこを目指したいか?(目標)
・どのように捉えているか?(課題理解)
この2点を踏まえてコミュニケーションをしていけば、様々な問題はスムーズに解決していくはず。コミュニケーションの対象は個人でも社会でも同じだと思う。
ブランドの価値は継続させること
ブランドを継続させることがブランドにとって最も価値のある状態だと思う。
感動を超える体験とか新しい価値とか、そんなことより本質的に大切なこと。
自然(天然)に勝るものはない
レモンの香りとお酢の香りを比べるとレモンの方が香り高い。正確には「レモンの方がより人間にとって本質的に心地よい香り」である。
突き詰めると「人間が手を加えても、レモンのようなこの心地よい香り高さは生み出すことは出来ない」はず。
夕日の美しさも同じことが言える。
人間が描いたどんな美しい夕日の絵や写真よりも、自然が織りなす夕日の姿の方が美しいと感じるはずだ。
自然にはどう足掻いても勝てない。
だからそれに少しでも追いつきたくて、我々は芸術の活動や、それらを愛するんだと思う。
未来を創る人
未来を創るために必要な能力
①未来を読み解く力
未来の状態を想像できるか。10年が難しければ1年でも1ヶ月でもいい。世界がどんな風に変わっていくのか、細かな動きに気づいて正しく予測できるか。
②情熱がある
現状を変えたい、目標を成し遂げたい、絶対に譲れない、そんな想いがあるか。それは何かを犠牲にしてでも手に入れたいほどの熱量か。
③形に描く力
イメージをみんなが分かる形にして示すことができるか。言葉やデザインでも何でもいい。ビジョンを可視化して表現することができるか。